Treatment of waste-water discharged from a dried-bonito processing factory using yeast.
- 1 January 1985
- journal article
- Published by Japanese Society for Food Science and Technology in NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI
- Vol. 32 (4) , 260-265
- https://doi.org/10.3136/nskkk1962.32.4_260
Abstract
かつお煮熟水を主成分としたかつお節製造廃水に酵母を用いて処理することを目的に以下の実験を行なった。 (1) 樹液酵母957株,食品工場排水溝周辺から分離した酵母713株を用いて,かつお節製造工場廃水処理に有効な酵母のスクリーニングを行った。 (2) 1次,2次,3次スクリーニングを行ない優良な酵母1株を得,目的株とした。 (3) 最終目的株No. 48を同定したところ,胞子の形状,炭素源の資化性,発酵性などより本株をHansenula anomala var. anomalaと同定した。 (4) H. anomala var, anomala No. 48を用いて内容積20l容の酵母培養槽に廃水10l入れ,30℃, pH4.0, 0.5vvmの通気をして処理を行い,毎日6.5lずつ新鮮廃水と交換して20日間処理した。処理水のCODは6500ppm,全窒素810ppmまで低下し,酵母がアミノ酸,タンパク質を資化していることが推察された。Keywords
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