Biomedical Engineering. Construction of Catechol 2,3-Dioxygenase-Protein G Chimeric Proteins and its Application to Immunoassay.
- 1 January 1998
- journal article
- Published by Society of Chemical Engineers, Japan in KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU
- Vol. 24 (2) , 169-173
- https://doi.org/10.1252/kakoronbunshu.24.169
Abstract
免疫測定に用いるために, カテコールを375nmに吸収極大を持つ化合物に変換するカテコール2,3-ジオキシゲナーゼ (C23O) とStreptococcus sp.由来のプロテインG抗体結合ドメインとのキメラ蛋白質を作成した.Pseudomonas aeruginosa JI104よりクローニングされたC23O遺伝子と人工合成したプロテインGC1ドメイン遺伝子を結合し, pTV118プラスミド由来のlacプロモーターを用いて大腸菌で発現させた.二つのドメイン間に5あるいは9アミノ酸からなるリンカーを介して両者を結合させた所, C23O活性とヒトIgG結合能の両者を併せ持つキメラ蛋白質の発現が確認された.次に9アミノ酸のリンカーを持つキメラ蛋白質を用いて固相免疫測定法でウシ血清アルブミン (BSA) の検出を試みた.96穴マイクロタイタープレートと通常のマイクロプレートリーダーを用いて, μg/mlオーダーのBSAを再現性良く検出することができた.This publication has 0 references indexed in Scilit: