RELATIONSHIPS BETWEEN THE CROSSLINKED CHEMICAL STRUCTURE AND THE PHYSICAL PROPERTIES OF CURED RUBBER
Open Access
- 1 January 1968
- journal article
- Published by Society of Rubber Industry, Japan in NIPPON GOMU KYOKAISHI
- Vol. 41 (11) , 999-1003
- https://doi.org/10.2324/gomu.41.999
Abstract
エチレン-プロピレンゴム (EPMおよびEPDM) のジクミルペルオキシド (DCP) 加硫において, イオウを変量添加加硫した場合, および, イオウ-促進剤で加硫した場合について, 加硫ゴム中に含まれるイオウ原子数の相異が, 物性に及ぼす影響を検討した. DCP単独加硫ゴムはC-C結合のみからなり, DCP-S加硫ゴムは, イオウが橋かけに関与し, C-C結合のみならず, C-Sx-C結合もかなり存在することがわかった.また, C-Sx-C結合の量は, 添加イオウの増加とともに増加することがわかった. なお, C-Sx-C結合は加硫時間が長くなるに従い, C-S1-C結合に変化することが認められた.This publication has 0 references indexed in Scilit: