Investigation on Countercurrent Continuous Gas Chromatograph

Abstract
著者らは向流型連続ガスクロマトグラフの開発およびその分離能の基礎的研究をおこなってきたが, 本報告ではさらに二成分系のおのおのの分配係数 (kA, kB)が気相における飽和蒸気濃度まで不変であると仮定した場合の最大試料処理量を求める式の理論的誘導, 二成分系の分配係数の逆数の差 (1/kA-1/kB)の対数と理論段高さ (HETP) の間の関係の検討および総括蒸気基準物質移動数 (NOG) を求める式の理論的誘導などをおこなった。