Insulinoma simultaneously secreting calcitonin and calcitoning gene-related peptide. A case report.

Abstract
症例は62才,女性.低血糖発作を頻発し入院.インスリノーマを疑い,経皮経肝門脈採血検査にて膵尾部に血中IRI値の上昇を認めた.末梢血中カルシトニン値も高値であったためカルシトニンとCGRP濃度についても同様に測定したところ,やはり膵尾部にて上昇がみられた.膵尾部腫瘍を摘出し,酵素抗体法にてこれら3種のホルモンの存在を確認した.本例はin vivoにてCGRP分泌腫瘍を診断し得た初めての報告であると思われる.

This publication has 0 references indexed in Scilit: