Studies on COM. Part 4. Sedimentation stability and rheology of COM.

Abstract
COMの貯蔵安定性と粘度特性に及ぼす石炭の特性, 重質油粘度, 水分量, 石炭量の影響について研究した。COMは調製直後から約1dayの間に粘度が急上昇し安定化構造が形成された。その後長期間にわたって徐々に粘度が増加した。COMの粘度は原料石炭の燃料比や粒度よりも, 著者らが提案するB重油の石炭粒子による吸油力によって大きく影響されることがわかり, この石炭粒子の特性値はCOMの粘度を予測するのに有用な尺度となりうる。重質油の粘度はCOM粘度に大きく反映した。水分量は三池炭, 赤平炭のCOMでは1~6%という広い範囲で安定性に寄与した。石炭配合量を増すと粘度は急上昇するが, 56%までは安定性が保たれた。

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