Subdivisions of the nucleus ambiguus in the rabbit.
Open Access
- 1 January 1987
- journal article
- Published by Japanese Association for Oral Biology in Japanese Journal of Oral Biology
- Vol. 29 (6) , 652-663
- https://doi.org/10.2330/joralbiosci1965.29.652
Abstract
迷走神経下神経節と咽頭・口蓋筋の両方, あるいはどちらか一方にHRPを注入することにより, ウサギ疑核構成細胞の呈示を行い, 疑核の亜核構成を検討した。ウサギ疑核はCoG, SGm, SGl, DiGの4亜核より構成される。CoGは, 疑核の吻側半に位置し, 細胞数は他の亜核に比べ圧倒的に多く, 疑核で最小の神経細胞が密に集合することにより形成される。疑核の吻側1/3に位置するSGは, CoG周囲に散在する細胞群で, SGmとSGlに分けられる。SGmはCoGの内方に存在し, CoG構成細胞よりわずかに大型の神経細胞により構成される。一方, SGlはCoGの外方にあり, CoG構成細胞とほぼ同じ大きさの神経細胞よりなる。DiGは, 疑核の尾側2/3に位置し, 疑核で最大の神経細胞が疎に配列することで形成され, 吻側はCoGに連続する。CoGからDiGへの移行は徐々に生じ, 両細胞群の神経細胞はobexの吻側0.5~1.0mmの間の高さで混在する。This publication has 0 references indexed in Scilit: