Quality control of traditional chinese drugs by high performance liquid chromatography.
Open Access
- 1 January 1986
- journal article
- Published by Japan Society for Analytical Chemistry in BUNSEKI KAGAKU
- Vol. 35 (3) , 202-206
- https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.35.3_202
Abstract
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による漢方製剤の品質管理法について,漢方の比較的単純な処方の一つである麻黄湯をモデルに選び検討した.本処方配合生薬4種に含まれる成分のうち定量評価の対象としたのは,マオウ中のl-エフェドリン,d-ψ-エフェドリン,キョウニン中のアミグダリン,ケイヒ中のケイヒアルデヒド,カンゾウ中のグリチルリチン,リクイリチンであった.これら成分はいずれも同一のカラム(ODS系)を用いるHPLCにより定量した.上述以外の4種の生薬成分についてもHPLCによる定量が可能であり,更に,これら成分を含む生薬及び煎剤の定量にも応用できることを述べた.This publication has 0 references indexed in Scilit: