High performance liquid chromatography of proteins and peptides on an octadecyl-bonded glass support.
- 1 January 1985
- journal article
- Published by Japan Society for Analytical Chemistry in BUNSEKI KAGAKU
- Vol. 34 (11) , 653-658
- https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.34.11_653
Abstract
オクタデシルガラス(ODG)カラムを用い,カルモジュリンとベンスジョーンズタンパク質(NIG-77)のトリプシン分解ペプチド及びタンパク質の逆相高速液体クロマトグラフィーを行った.又この方法を応用してカルモジュリンのトリプシン分解ペプチドのC末端フラグメントを同定した.分子量10000~190000の16種類のタンパク質は40分以内にすべてカラムから溶出された.分子量30000以上の領域ではタンパク質の回収率は,分子量の増加とともに減少する傾向がみられた.ODGカラムの吸着力の強さは,オクタデシルシリカゲルカラムの92%であった.タンパク質の分子量と保持時間との間には,相関係数0.84の直線関係が成り立っていた.オクタデシルガラスカラムは,低分子量ペプチドから高分子量のタンパク質に至る広い分子量領域において,分析,調整用として有用なカラムであると結論した.This publication has 0 references indexed in Scilit: