Voltammetric determination of phenothiazine drugs using anodically oxidized carbon electrode.

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Abstract
陽極酸化処理を施したグラッシーカーボン(GC)電極を用いてボルタンメトリーによるフェノチアジン系薬物の定量を検討した.GC電極の前処理は0.5moldm-3リン酸塩溶液中,1.6VvsSCEで2分間定電位電解を行った.この電極を用い0.5moldm-3リン酸緩衝液(pH6.8)を支持電解質溶液として9種のフェノチアジン系薬物のボルタモグラムを測定した.いずれの薬物のボルタモグラムにも数段の酸化ピークが観測され,その第1酸化ピーク電流値は5×10-8～10-6mol dm-3の範囲で薬物濃度との間に比例関係が見られた.本法を数種の市販注射液中のフェノチアジン系薬物の定量に用いたところ,良好な結果が得られた.

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