On the Application of Vitamin C (I)
Open Access
- 1 January 1953
- journal article
- Published by Japanese Society of Nutrition and Food Science in Eiyo to Shokuryo
- Vol. 6 (2) , 82-84
- https://doi.org/10.4327/jsnfs1949.6.82
Abstract
(1) 生魚の鮮度保持にV. Cを應用することについて實験を行つた, 鮮度判定にはTrimethyl amineの増加量をもつて行つた。(2) V. C溶液に瞬時浸漬することによつて生魚は鮮度が保持される。浸漬條件は次の如くである。即ちV. C液濃度は1~2%, 浸漬時間は20秒前後てある。(3) N/1000V. C液と同濃度の各有機酸 (酷酸, 蓚酸, 琥珀酸, 乳酸, 林版酸, 酒石酸, 枸構酸, メタ燐酸) 液について實驗した結果いずれもV. C. には及ばなかつた。(4) 膠質物 (C. M. C. 使用) 併用は實驗数が少くて決定的なことは言えないが非常に良好とは言えない。然し魚肉へのV. C移行にはC. M. C. の併用が有利である。本研究の一部は文部省科学試驗研究費によつて行つた。This publication has 0 references indexed in Scilit: