Cracking of hydrocarbons on zeolite catalysts. Part 1. Activity of various zeolites for n-pentane cracking.

Abstract
各種ゼオライト触媒を用いてn-ペンタンの接触分解を行い, ゼオライトの結晶および細孔構造による活性と活性劣化への影響について検討を行った。触媒活性はSiO2/Al2O3比が23のとき最大となり, SiO2/Al2O3比が23以下およびそれ以上では活性は低下したが, 酸点あたりの活性はゼオライトの細孔構造に関係なく, SiO2/Al2O3比とともに増加した。SiO2/Al2O3比は生成物分布にも影響をあたえ, ZSM-5ではSiO2/Al2O3比の低いもの, モルデナイトではSiO2/Al2O3比の高いもので高分子量炭化水素が増加した。また活性劣化は一次元構造のゼオライトおよび細孔径は小さく空洞をもつゼオライトで大きくなった。

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