Blastomere fusion of mouse 2-cell embryos by electric stimulus.

Abstract
本実験ではマウス細胞期胚の割球融合を指標に電気融合の処置条件を検討した。得られた結果の概要は次の通りである。 最も高い割球融合率(238/328。73%)ならびに胚盤胞への発生率(193/238,81%)は,1.0kV/cmの電圧を150~200μsec2回通電した場合に得られた。融合率および発生率は,用いた反応液•反応液の温度ならびにマウスの系統によって大差がみられなかった。融合処置によって1細胞期状となった2細胞期胚は無処置胚に比較して1ステップずつ遅れて分割し,4細胞期でコンパクションを生ずることが明らかとなった。

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