Abstract
オオムギ5組合せのF2からF4集団を供試し,開花期の穂に非かび病菌を人工接種して耐病性を量的に評価し,その選抜反応と親子相関から耐病性の遺伝率を推定した.選抜反応から推定された遺伝率はF2→F3で0.25程度,F3→F4で0.32程度,親子相関から推定された遺伝率はF3→F4で0.46ないし0.51であった.条性遺伝子v/Vは耐病性に副次的効果を及ぼし,六条型は二条型よりも耐病性が弱かった.
Keywords

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