6-Methoxymellein Levels in Fresh Carrots in Relation to the Sensory Quality.

Abstract
ニンジンの二次代謝産物である6-MMの含有量と味との関連性を検討した. (1) 6-MMはODSカラムを用い60%メタノール/水で溶出することにより,単一ピークとして検出され,定量可能であった. (2) 6-MMの閾値は異味として60μg/ml,苦味として100μg/mlであった. (3) ほとんどの越冬ニンジン中に6-MMが検出されたが,その含有量(0~11.4μg/g)は苦味の閾値(100μg/ml)より低かった. (4) 以上の結果から6-MMが越冬ニンジンの品質に影響する可能性は低いと結論した.

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