Some Observations on Constant Strain Fatigue and Thermal Fatigue
Open Access
- 1 January 1964
- journal article
- Published by Society of Materials Science, Japan in Journal of the Society of Materials Science, Japan
- Vol. 13 (131) , 602-607
- https://doi.org/10.2472/jsms.13.602
Abstract
1Cr 1Mo 1/4V鋳鋼および1Cr 1Mo 1/4V Ti鋳鋼について上限温度を一定とした熱疲労試験およびその上限温度での定ひずみ疲労試験を行なって疲労強度を比較した結果1Cr 1Mo 1/4V材では両疲労強度にほとんど差がなく1Cr 1Mo 1/4V Ti材では定ひずみ疲労強度が多少低いことがわかった, 上記の試験に用いた材料は熱処理の差によつてかたさに大幅な差が生ずるが, 一定のひずみ振幅に対する応力振幅は試験前のビッカースかたさHvにある程度比例し, さらにHv-Cに比例すると考えると応力振幅の差がよく説明できることがわかった. Cは試験中の加工軟化などによる項である. 直接通電加熱方式の試験片では温度の不均一分布によるひずみの集中がしばしば問題となるので, 本報では計算と実験とひずみの集中についての検討を行なった. 計算値と実験値とにはかなり差があるが, この原因はひずみ速度の影響を無視したことによる面が大きい.This publication has 0 references indexed in Scilit: