On the Relationship between the Exo-electron Emission and the Adhesion of the Paint on the Sandblasted Steel

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Abstract
鋼板の塗装前処理としてサンドブラスト(砂粒吹付け)を行なう場合が多い。ブラスト表面からは低温(25～220℃)でも電子放射が観測された。ブラスト後の表面処理と塗料の接着性および電子放射の関係を調べると,ブラスト直後の接着力および電子放射強度が最も大きかった。電子放射はブラスト後1日空気中放置によって約半分に減少し,ブラスト後アルゴン焼鈍によって零になった。一方, 接着力はブラスト後1 日空気中放置によって15%減少し, ブラスト後アルゴン中焼鈍によって30%減少した。ブラスト表面からの電子放射と塗料の接着性は明かな相関があることがわかった。電子放射の測定はサンドブラスト表面の活性度を判定する有力な手段であると思われる。a

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