RECLAMATION OF SCRAP TIRE BY THE TREATMENT WITH COPPER (I) CHLORIDE AND ORGANIC AMINE
- 1 January 1976
- journal article
- Published by Society of Rubber Industry, Japan in NIPPON GOMU KYOKAISHI
- Vol. 49 (12) , 908-911
- https://doi.org/10.2324/gomu.49.12_908
Abstract
天然ゴムを主体とする廃棄トラックタイヤ粉砕ゴムに限らず, SBRを主体とする廃棄乗用車タイヤ粉砕ゴムも, 少量の塩化銅 (I) とトリブチルアミンを混合し, そのまま室温で20~50時間放置するだけという極めて簡単な操作によって容易に軟化再生できることが見出された。廃棄トラックタイヤから得られた軟化再生ゴムの硫黄加硫物は, 対応する市販再生ゴム加硫物と同程度で, フェニルヒドラジンと塩化鉄 (II) を用いて得られた軟化再生ゴムの対応する加硫物よりもはるかに優れた強度特性を示した.また本報の方法を用いて廃棄トラックタイヤから得られた軟化再生ゴムの硫黄加硫物は, 対応する市販再生ゴム加硫物よりも優れた耐熱老化性を示した.This publication has 2 references indexed in Scilit:
- RECLAMATION OF VULCANIZED RUBBER BY CHEMICAL DEGRADATION (II)NIPPON GOMU KYOKAISHI, 1976
- RECLAMATION OF VULCANIZED RUBBER BY CHEMICAL DEGRADATION (IV)NIPPON GOMU KYOKAISHI, 1976