Analysis of the Membrane Fouling on Cross-flow Ultrafiltration and Microfiltration of Soy Sauce Lees.

Abstract
醤油火入れ澱から清澄な製品を回収するために, クロスフロー膜 過法が用いられている. 3種類のポリスルホン素材のUF, MF平膜に対して, クロスフローの平均流速を変化させて醤油澱を全循環 過し, ファウリングを定量的に解析した. 粒子のバルク方向への移動速度が 過期間中一定であると仮定し, その移動速度と透過流束の差によりケークの生成速度が決まると考えるケーク 過モデルを実験結果に適用した. モデルにより計算した透過流束の経時変化は実験結果と良く一致した. ケーク層の平均比抵抗および粒子のバルク方向への移動速度の平均流速依存性は, 膜に関わらずほぼ等しかった. 平均流速が大きいほど, 粒子のバルク方向への移動速度が大きく, また, ケーク層の比抵抗が小さくなった. このとき, ケーク層抵抗などの膜表面のファウリングによる抵抗は膜抵抗に比べて大きかった.

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