The rapeutic effect of immunosuppressive drugs in polymyositis.
- 1 January 1986
- journal article
- Published by Japanese Society of Internal Medicine in Nihon Naika Gakkai Zasshi
- Vol. 75 (8) , 1097-1101
- https://doi.org/10.2169/naika.75.1097
Abstract
免疫抑制薬は多発性筋炎・皮膚筋炎治療に広く用いられているが,有効性に関する対照研究はほとんどなく,治療効果は不明のままであった.今回,プリン拮抗薬使用17例, methotrexate使用5例(両老併用例が3例あり合計19例)について,性・年令に加え本疾患の治療効果に影響する因子(ステロイド薬投与量,臨床症状,抗核抗体)で, matchさせた対照群を抽出し,両者の治療効果を比較した.ステロイド単独,免疫抑制薬使用の両者が行なわれた症例では,各治療における短期の治療効果を比較した.プリン拮抗薬使用例は長期の機能予後の改善という点で対照群より優れ, methotrexate使用例でも同様の傾向を示した.短期効果でもプリン拮抗薬併用はステロイド薬単独投与時よりもより有効であった.This publication has 0 references indexed in Scilit: