Incidence of seroconversion in e antigen-antibody system and e antigen-reappearance in chronic hepatitis type B.
- 1 January 1984
- journal article
- Published by Japan Society of Hepatology in Kanzo
- Vol. 25 (12) , 1522-1526
- https://doi.org/10.2957/kanzo.25.1522
Abstract
E抗原陽性B型慢性肝炎94例のRIA法によるe抗原の陰性化率およびe抗原の再出現の頻度について検討した(平均観察4年6カ月). e抗原持続陽性は30例(41.5%),e抗体へseroconversionした症例は28例(29.8%), e抗原持続陰性化例は2例(2.1%),いったんe抗体にseroconversionした後再びe抗原が出現した,いわゆるreversed seroconversionの症例は5例(5.3%), e抗原消失後e抗体が陽性化しないまま再びe抗原が陽性化した症例は20例(21.3%)であった.e抗原が再出現した25例の性別は男性24例,女性1例で男性に有意に多かった(p<0.05).肝生検組織像との関係では,CPHではe抗原陰性化時のe抗体の%inhibitionが70%以上の高値になってからのe抗原の再出現例はなかった.一方,CAH 2B,肝硬変では,e抗体の%inhibition 70%以上になってからでもe抗原の再出現が認められた.Keywords
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