Liquid density of reformed naphtha up to 200.DEG.C..

Abstract
改質ナフサの液密度を, 耐圧ガラス製ピクノメーターを用い, 200°C付近まで最大推定誤差0.3%で測定した。測定は, 既知質量試料が温度により膨張し, 上部毛細管部のあらかじめ定めた標線に液面が到達した温度を読みとることにより行った。15°Cにおける本測定結果は, うきばかりによる測定結果と良好に一致した。液密度は乾点の高い方, すなわち重質の方が大きく, 温度が高くなるにしたがって小さくなり, 200°Cでは15°Cの密度の約70%位になった。また, 液密度は石油留分の物性を知るため行われている蒸留試験 (JIS 2254) とうきばかりによる15°Cの密度値 (JIS 2249) から Hankinson-Tomson 式より最大偏差0.17%で求められた。

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