CAUSE OF THE DIFFERENCE IN THE CROSSLINKING REACTIVITY BETWEEN POLYEPICHLOROHYDRIN AND ITS COPOLYMER WITH DITHIOL-S-TRIAZINE
Open Access
- 1 January 1976
- journal article
- Published by Society of Rubber Industry, Japan in NIPPON GOMU KYOKAISHI
- Vol. 49 (4) , 345-349
- https://doi.org/10.2324/gomu.49.4_345
Abstract
アニリノー4, 6-ジチオール+トリアジン (AF) を用いる架橋反応において・エピクロルヒドリンゴム (CHR) とそのエチレンオキシドとの共重合ゴム (CHC) の間に見られる反応性の差異はCHC主鎖中のオキシエチレン構造に起因する.このオキシエチレン構造はチオール基の反応性の増大とAFとCHCの相溶性の向上に役立つ.この結果, オキシエチレン構造を有するポリエチレングリコール, ポリエチレングリコ_ルモノラウリルエーテルなどはAFによるCHRの架橋反応を促進することを明らかにすることができた.また、ポリエチレングリコールモノラウリルエーテルは含塩素アクリル又はブチルゴム, 塩素化ポリエチレン及びポリ塩化ビニルのジチオール-∫一トリアジンによる架橋反応においても同様の促進作用を示すことを明らかにすることができた.これらの架橋促進機構はこれら架橋促進剤の求核性水酸基溶媒としての効果とAF, CHRの相溶性の向上効果によって説明された.This publication has 2 references indexed in Scilit:
- THERMAL-OXIDATIVE DEGRADATION AND STABILIZATION OF POLYEPICHLOROHYDRIN VULCANIZATESNIPPON GOMU KYOKAISHI, 1974
- POLYEPICHLOROHYDRIN VULCANIZATION WITH 2-R-4, 6-DIMERCAPTO-s-TRIAZINENIPPON GOMU KYOKAISHI, 1973