Interferon therapy for chronic hepatitis C.
- 1 January 1991
- journal article
- Published by Japan Society of Hepatology in Kanzo
- Vol. 32 (2) , 131-135
- https://doi.org/10.2957/kanzo.32.131
Abstract
C型慢性肝炎症例71例にInterferon(以下IFN)を投与し,IFNの有効性について多重ロジスティックモデルを用いて検討した.IFN投与開始より6カ月後のGPT正常化率に及ぼす諸因子につき多変量解析を施行したところ,IFN総投与量,IFN開始時の年齢,IFN投与方法,IFN投与前の組織,性の違いによりGPT正常化率に差がみられ,年齢では35歳未満,IFN総投与量では400MU以上,IFN投与法では連日+間歇投与法,組織学的にはCH2A,性別では女性がGPT正常化は高率であった.またIFN開始より6カ月の時点でGPTが正常化した症例のうち15例でIFNを中止したところ,GPTの正常継続例は11例(73.3%)であり,HCV抗体価が陰性化した症例5例ではIFN中止後もGPTの正常化が続いた.Keywords
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